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【現役生監修】筑波大学蹴球部に入りたい|徹底解説

2024.05.12

【現役生監修】筑波大学蹴球部に入りたい|徹底解説

こんにちは!ツクガク運営事務局です。

今回は、筑波大の蹴球部について徹底解説しています!多くの体育専門学群の志望者やアスリートから「どうやったら蹴球部に入部できるのか」「どんな対策をしたら良いのか」といった質問が寄せられます。本記事では、筑波大学の蹴球部の凄さと入部方法について解説しておりますので、ご査収ください!

筑波大学 蹴球部とは?

明治29年(1896年)に設立された高等師範学校フットボール部に起源を持つ、日本でもっとも歴史があるクラブの一つです。国内の大学では強豪校に位置付けられており、全日本大学選手権大会(インカレ)では10回の優勝を経験しています部内にチームが6つあり、部員数も150人を超える非常に規模の大きな部活動です。

最近では、6年ぶりに関東大学サッカーリーグ戦で優勝して迎える2024シーズンを迎えました。
2024年は「繋頂(けいちょう)」というスローガンを掲げ、過去と未来、部員、そして応援してくださる皆さまと「繋」がり、「頂」を目指します。

あの谷口彰悟選手や三苫薫選手も卒業生であり、さらには元川崎フロンターレ監督の風間さんやアスルクラロ沼津の監督である中山ゴンさんもOBです。そして最近ではU-23日本代表として五輪の切符を掴んだ、内野選手は大活躍中ですよ!Jクラブも参加する天皇杯では大学ながら何度もジャイアントキリングを成功させ、プロチームにも勝利するなどの強さがあります。まさに大学サッカー界の名門校の1つといえます。

《筑波大学 蹴球部概要》
◎ 戦績
・関東大学サッカーリーグ:出場77回(全98大会、1部76回・2部1回)
1部:優勝 15回 準優勝 10回 第三位 9回
2部:準優勝 1回
・全日本大学選手権大会(インカレ):出場40回(全72大会)
優勝 10回 準優勝 4回 第三位 11回
・総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント:出場28回(全47大会)
優勝 3回 準優勝 6回 第三位 6回
・天皇杯全日本選手権大会:出場32回

◎ 活動場所
筑波大学 第一サッカー場
アクセス>> TX「つくば」下車→ 筑波大学循環バス(左回り)「合宿所」で下車、徒歩2分

◎ 所属人数
130名〜200名(現在145名)

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筑波大学蹴球部の歴史

体操伝習所における教材としてサッカーが取り入れられた1878年が現在の筑波大学と蹴球部の始まりとなりました。明治29年3月(1896年)、高等師範学校にフットボール部として創部され、現在まで128年の歴史があります。

1904年に高等師範学校にてイングランド人のデ・ハヴィランドがア式フットボール(現在のサッカー)を指導したことで、本格的にサッカーが行われるようになりました。その後、1917年5月に日本代表チームとして第3回極東選手権競技大会に出場するなど、徐々に規模拡大が行われ、1921年には高等師範学校の関係車が中心となり「大日本蹴球協会」(現在の日本サッカー協会)が創設されました。1978年、東京教育大学が閉鎖され、筑波大学が発足すると共に筑波大学蹴球部となりました。その後は筑波大学蹴球部として輝かしい成績を上げています。
1925年:関東大学サッカーリーグ戦1部 初優勝(以後16回優勝)
1935年:天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 準優勝
1954年:全日本大学サッカー選手権大会 初優勝(以後9回優勝)
1981年:総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 初優勝(以後3回優勝)
2000年:茨城県サッカー選手権大会 初優勝(以後12回優勝)

日本代表選手も多数輩出しており、最近であると4/6-5/4に行われるAFC U23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表に内野航太郎さん (2年)が選出されました。また。現在世界で活躍している三笘薫選手も筑波大学の卒業生です。

筑波大学蹴球部の強さ

筑波大学の蹴球部は毎年全国大会で優秀な成績を上げています。今回は強さの秘訣に迫ってみます。

戦略集団「パフォーマンス局」

筑波大学蹴球部には、科学的なアプローチでチームを強化する戦略室として「パフォーマンス局」が存在します。2014年、小井土正亮監督が監督の就任と同時に設立されました。スカウティングやフィットネス、栄養管理などを選手自身が分析、考案しています。今では「データ部」「アナライズ部」「ビデオ部」「トレーニング部」「ニュートリション部」「フィットネス部」「メンタル部」と7つの部門が生まれ、部員全体のうち70名が在籍する、大きな存在感のある活動へと成長しています。ピッチ上で選手として激しくプレーすると同時に、ピッチ外ではアナリストとして冷静にデータを分析し続ける……この2つの作業の積み重ねが、チームとしての強さを支えていると言えます。最近ではアジアカップに帯同した分析官は東大生と筑波大生で構成されたということから、戦術分析において右に出る者がいないと言われるほど、筑波大学の分析チームは優秀です。

推薦入試で有名な選手が入部する

毎年11月末に行われる学校推薦選抜では3名程度の蹴球経験者が合格します。内野選手や三苫選手はもちろんですが、その他にも多数日本代表クラスの選手を輩出してます。特に推薦入試ではディフェンスやゴールキーパー、フォワードなどで超高校級の選手に声がかかると言われております。選手権やインターハイ、そしてユースチームで実績を残してきた方であれば、ぜひ挑戦してみてください。過去推薦があった方の高校の所属も抜粋します!

・横浜Fマリノス U-18
・川崎フロンターレ U-18
・浦和レッズ U-18
・大津高校
・桐光学園
・昌平高校

いかがですか?ユースから大学を選択する方はもちろんですが、強豪校に位置付けられる方も入学をしておりますので、まさに私立高校・公立高校そしてユースの融合チームといえます。

選手に任せる組織運営

現在、筑波大学蹴球部の監督である小井土正亮監督の指導力は高いと言われております。戦術に関する最新の研究はもちろん、コーチングそのものの研究も行われている研究者でもあります。そして、チームに対しては「責任」をテーマに掲げ、部員全員が広報局や企画局など意思決定期間を生み出し、団体運営を行わせていただいている点はユニークです。練習や試合だけをこなすのではなく、チームが強くなるための資金やスポンサー集め、そして広報によるサポーター集めなどを学生自身が行うことで意思決定する責任とスキルが身につきます。だからこそ自立した選手が育ち、プロ入りしてからも自身の課題に向き合い、解決できる選手になるということです。

筑波大学蹴球部のレベル

筑波大学の蹴球部は5つのチームに分かれており、1〜5部まで練習があります。レベルは多種多様ですが、平均では全国大会出場から地域予選ベスト16までの選手が多いと言えます。中学からサッカーを始めた人が大学でもトップクラスの選手と一緒にサッカーをしてみたいという方もいます。

トップチーム(1部)はJ2,3にも匹敵する強さがありますし、セカンドチーム以下でも国公立大学のサッカー部ではトップクラスと言えます。どんな方でもフレッシュマンセミナー(入学式の日にある入部説明会)に参加することで入部できますので、必ず入学式後にある説明会に参加ください。

筑波大学蹴球部に入るためには?

筑波大学の蹴球部に入部するためには、筑波大学の入試を受験する必要があります。入学選抜試験には幾つかの種類がありますので、紹介します。令和6年度(2024年度)入試における募集人数・倍率は以下の通りです。

主に、一般選抜したり(学類選抜/前期日程)か推薦入試で入学する人が多いです。*その他、筑波大学の体育専門学群以外から入部する方もいますので、通常通り「どこかの学群・学類に前期入試で合格をする」ことが最も効率的です。また、「国際バカロレア特別入試」「私費外国人留学生入試」「帰国生徒特別入試」などの入試形態もあります。こちらは、年によって若干名の入学者がいます。入学する学生がいない年もあります。

体育専門学群は毎年250名程度の入学者がいます。特徴的な点としては推薦入試による合格者が88名と多いことです。また前期入試においても、140名と非常に多いです。国立大学でスポーツに関連した学問を学びたい場合は、筑波大学がオススメです。

*その他、「国際バカロレア特別入試」「私費外国人留学生入試」「帰国生徒特別入試」などの入試形態もあります。こちらは、年によって若干名の入学者がいます。入学する学生がいない年もあります。三苫選手やU-23日本代表の内野選手は学校推薦選抜での入学と言われておりますが、全学からもJ2,J3に所属する選手では、前期入試から入学した選手もいます!あの中山ゴンさんも前期入試なんですよ!

最後に

みなさんいかがでしたか?筑波大学蹴球部は一言でいうと、私立・国公立大合わせても、大学トップクラスのチームです。2023年は関東大学リーグも優勝しました!そんな蹴球部は体育専門学群だけではなく、筑波大学の多くの学群・学類から所属する全学的な部活動と言えます。まずは筑波大学に入学する必要がありますので、ぜひ受験勉強頑張ってください!

そんな筑波大学のことや体育専門学群の入試対策を毎日行う「ツクガク」では毎年80名のみ入塾者を募っております。(あとわずかです)まずは体育専門学群入試セミナーのご予約をいただき、対策方法を生で聞いてみてください!みなさん、いかがでしたでしょうか。筑波大学受験専門オンライン家庭教師「ツクガク」では、全25学類161人の筑波大学の先輩に「合格体験記」を書いてもらっています。今回は、”体育専門学群”の入試情報・合格体験記をまとめました!!先輩方、1人1人の合格体験記も是非ご覧下さい。

他にも、今回の記事では紹介していないような、
・苦手科目の克服方法/得意科目の伸ばし方
・受験期のモチベーションの上げ方
・受験日当日の過ごし方
・筑波大学の受験会場までのアクセスなど細かく記載しています。

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