あなたのプロフィールを教えて下さい

氏名：G.Yさん
学部：筑波大学 人間学群 障害科学類
入試形式：推薦入試
併願校：なし
文理：文系
受験時のステータス：現役
出身高校：鹿児島県立加治木高等学校
所属していた部活動：なし
引退時期：なし
おすすめ参考書：鉄緑会　東大英単語熟語　鉄壁（鉄緑会英語科　編）

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受験共通で大事にしていたもの(あなたの受験戦略)を教えてください

戦略的な視点をもつこと。人を頼ること。一冊を完璧にすること。基礎は固めるのではなく叩き潰す心構えで臨むこと。「勉強しなければならない」では動けない人間だったので、「勉強したい＝知的好奇心を満たしたい」という純粋な欲求を見失わないように努めました。また、自分で自分の選択肢を狭めないように意識していました。例えば推薦入試を受けるつもりは全くなくても、評定を意識したり、研究をするからには推薦でも通用するくらいのものを目指したりしていました。憧れに始まり自己満足的に行った研究ですが、最終的に入試でも役に立ちました。何事も受験のための手段として捉えるのではなく、それ自体を目的として捉えて楽しむようにしていました。

なぜ他の大学ではなく、筑波大学の受験をしましたか？

障害科学類は筑波大学にしかないから。自主研究で単一の学問領域からのアプローチに限界を感じたため、多面的な学びができる障害科学類を志望しました。障害についてまだ自分の知らない世界が沢山あるのに、それを学ばないまま単一の学問領域に特化する(例えば他大学の心理学部に行く)ことに不安があったことも理由です(研究者志望です)。

筑波大学の志望動機（受験した理由）を教えてください。

研究をしたかったから。先輩に触発されて論文を読むようになったのがきっかけです。研究大学である筑波大学で、自分の経験を活かそうと思いました。障害学生支援体制がしっかりしているところにも惹かれました。家庭では私立には出せないと言われていたので、国公立大学のみを志望していました。

共通テストの入試（受験）対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。

共通テストは受けていません。

推薦・AO/AC・二次試験（前期・後期・総合選抜）・編入学の入試（受験）対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。

高3になって学校からお話しをいただくまで推薦入試を受ける予定はありませんでしたが、以前から校内テストも対外模試も大切にしていました。また、推薦を全く考えていなかったときから妥協せず研究は進めていました。自分の研究手法が決まるまで毎日先行研究にあたる時間を設けていました。
他にも、YouTubeで障害当事者の発信に触れるようにしていました。自分が興味を持っている障害種以外にも幅広い障害種について触れておくことで、小論文や面接で、具体例を思いつきやすくなったきがします。一日最低30分読書の時間を設けて、専門書を読んでいました。
過去問は3年分解きました。
志望動機添削と面接練習はツクガクにお世話になりました！

入試（受験）における苦手科目と克服の対策を教えてください。

苦手意識がある科目は推薦入試には特にありませんでした。いちおう小論文と英語(和訳)の対策どちらも書いておきます。小論文はお手本となる文章を一つ暗記しました。奇抜な論は目指さず、本文に沿って自分の考えや経験を添える心構えで書いていました。とにかく、自分なりの型があればよいと思います。国語の先生に添削をお願いしましたが、修正された点は特になかったです。
英語は高2の頃から二次対策の演習で和訳問題を沢山解いていました。高2までに一文一文を正確に読めるように文法事項を固め、高3からは一度解いた長文を暗記するまでひたすら音読してスピードと頭から文の意味を理解する癖をつけました(リスニングも伸びたのでおすすめです)。

入試（受験）に対するモチベーションが落ちた時やモチベーションの維持のために、どんな工夫をしましたか？

悩んだときは先輩に助けを求めていました。思いついたことを書く用のノートを作っていて、以前のページを見返して初心を思い出していました。また、メンタル曲線（？）（モチベーションを折れ線グラフ化して、各ポイントで何が起こったかを記録しておく）を書き、自分についての気付きを得ていました。各週ごとに振り返りをして、できたことにも意識を向けるようにしていました。私は英語が大好きだったので自分の知的好奇心を満たすためだけに勉強する日をつくっていました。

通っていた予備校（塾）があれば教えてください。またなぜその塾を選んだか、実際に通ってみての所感など教えてください。

•ツクガク
高校に筑波に詳しい先生がいなかったので、とても助かりました。また、志望学類の在学生が先生としてついてくださるので専門分野に関して詳しい対策ができます。自分の認識や研究に対するフィードバックを、専門知識のない学校の先生からいただくのはなかなか難しいです。だからこそそれができるツクガクの存在はとてもありがたかったです。

筑波大学受験当日に宿泊したホテル（宿泊先）についてお聞きします。あなたの宿泊したホテルの良かった点、気をつけた方がいい点も合わせてお答えください。

ホテル日航つくばに泊まりました。つくば駅•つくばセンターが目の前なので、循環バスにも乗りやすいし電車移動も便利です。当日は受験生が沢山いました。ただし目の前だからといって時間ギリギリにホテルを出ると、バス停に長蛇の列ができていて待たなければならないことがあるので注意です。

筑波大学受験当日にどのような交通機関を使っていましたか？またおすすめのポイントや困った点も合わせてお答えください。

1日目は学内循環バス、2日目は行きだけタクシーでした。オープンキャンパス、学類の座談会などでバスには乗り慣れていたのでバスを使いました。1日目は臨時バスが出ていました。各試験会場に停車するので会場に迷わず着ける一番正確な方法だと思います。2日目は臨時バスが出ていなくて、バス停に人が沢山並んでいたのでタクシーで行きました。

推薦・AO/AC・二次試験（前期・後期・総合選抜）・編入学の入試（受験）前日・当日はどんな試験内容で、どんな雰囲気でしたか？

諸事情あり、試験直前までフラッシュバックと闘っていました。移動中も多くの受験生は単語帳やノートを見ていましたがとてもそれどころではありませんでした。特殊な状況なので参考になるかはわかりませんが前日の夜、先輩に電話して話しを聴いてもらうなどしてなんとか凌ぎました。そのとき貰った大切な言葉たちを書き出して一枚の紙にまとめました。それは当日会場までお守りとして持って行きました。1日目は小論文、2日目は午前•午後に分かれて面接でした。私は午後集合のほうでした。

筑波大学の入試（受験）で、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか？

早い段階で英検受験をとりあえず申し込んでおくこと。
対策するのが億劫で受けるのを先延ばしにしていました。結局何の対策もせず準一級を受けたら一回で通りました。しかし、ぎりぎりまで受験を渋っていたため出願には間に合いませんでした。どうせ対策しないなら早めに受けるだけ受けておけばよかったです。入試で使わなかったとはいえ、自分のレベルがある程度可視化されるので本番あまり焦らずに済んだのは良い点だったと思います。

推薦・AC・二次試験（前期・後期・総合選抜）・編入学の入試（受験）の面接ではどんな質問がありましたか？

筑波大学障害科学類 面接ハイライト
•志望動機の要約
•一番興味がある(研究したい)障害種以外で受けてみたい障害種の授業は何か
•当事者の発言(上記の質問の回答の動機部分として私が挙げた)の裏にある気持ちはどんなものだと思うか
•高校で力を入れたことは何か
•研究以外でやりたいことは何か
•(上記質問の回答でボランティアを挙げたので)ボランティアの方向性(地域、大人、子ども)
•座談会の印象
•障害科学類で一番学びたいことは何か
•自己PR
(ここまで15分)

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