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筑波大学情報メディア創成学類(AC)合格体験記〜筑波大受験をAC入試に賭けた頭(A)クレイジー(C)すぎた人〜

2022.11.08

筑波大学情報メディア創成学類(AC)合格体験記〜筑波大受験をAC入試に賭けた頭(A)クレイジー(C)すぎた人〜

あなたのプロフィールを教えて下さい

名前:H.K
出身高校(正式名称で):東京工業大学付属科学技術高等学校
学部:情報メディア創成学類
入学年度:2014年度
入試形式:アドミッション・センター(AC)入試
併願校:AC合格のためなし
おすすめ参考書:なし
所属:―
部活の引退時期:―

 筑波大学を選んだ理由(志望動機)を教えて下さい。

主な理由は、総合大学であること、情報メディア創成学類があること、都会から離れて一人暮らしできることの3つです。
私は、高校で情報技術について専門的な教育を受けてきていたので、大学では様々な人と学問に接したいと思っていました。また、情報技術やメディアが、社会にどのように影響しているのか、情報格差などの情報技術が発達したことによる新たな社会問題を解決するにはどうすればよいかなどに興味があり、またニコニコ動画などのインターネットを中心に形作られる文化も好きで興味を持っていたことが筑波大学の情報メディア創成学類を志望した理由です。
また都心の高校に3年間通学し、通勤ラッシュの電車を散々味わってきたので、少し都会から離れて生活でき、必要とあらば1時間もかからず都心に出ることができるつくばは魅力的でした。

推薦・AO試験への対策として、おすすめの対策を教えて下さい。

まず初めに、AO入試(筑波大学はAC入試と呼称)とは、大学のアドミッション・ポリシーに合う人材や、大学が求める能力を備えた人材を入学させるための入試です。
推薦入試とは出願資格から求められる能力まですべてが異なります。
筑波大学のAC入試で求められる能力は、問題発見・解決能力です。
筑波大学は自主的に問題を見つけ、その解決のため自ら学び、活動する能力を持った人をAC入試に求めています。
筑波大のAC入試は一芸一能入試ではありません。
また高校の成績(5段階評価)でオール5を取る秀才を入学させる入試でもありません。
では、どうすればAC入試で戦えるのでしょうか?
ここではまず、高校の時の活動の例を4つ用意し、自己推薦書でどう問題発見・解決能力をアピールするかの一例を示したいと思います。
・○○の全国大会で優勝した
・高校で生徒会長やったし、成績も学年トップ
・部活なんてやってねーけどwebサイトとブログを持っている
・高校生活は普通すぎてなにもない上に成績も散々…

まず、上の2つについてです。
上の2つはわかりやすい実績ですが、これらの実績を使った自分自慢だけで合格できるとは思わないでください。
この場合、全国大会に出るまでにどのような問題(例:チームワークがとれない、お金も道具もない、など)が発生し、それに対して自分がどう対処し、解決したかの過程を書くべきです。
また生徒会や部活でも同じで、その組織での活動において発生した問題をどう対処・解決したかを書かなくてはただの自慢になってしまいます。
また成績はAC入試ではさほど重視されないとされています。
次に3番目です。
自ら目標を作り活動を行っている時点で一定の評価はあると言えますが、ブログやwebサイトを個人で作ることは今ではあまり珍しいことではありません。
ここでもやはり問題発見・解決能力をアピールしないとただの自分自慢になります。
作るまでにどんな困難があったか、それをどう乗り越えたか思い出してください。
最後の4番目については、自分のこれまでの生活や体験を振り返り、他の人と違う発見がなかったか探してください。
十何年生きてきて何もないはずがありません。

推薦・AO試験の受験当日はどんな試験・雰囲気でしたか?

面接官が3人の個別面接形式で、最初に「今日はつくばまでどうやって来たか?昨晩は泊まったのか」などの軽い質問をするなど、緊張を和らげてくれる配慮があり、かなり話しやすかったです。
主な面接内容としては基本的に自分の書いた自己推薦書の内容について詳しく質問されたり、特定の話題について面接官の方とお話したりといった感じでした。
服装や礼儀作法については、さほど重視しているように感じなかったので、最低限のことを守れば(ノックしてから入る、足を組んだりしない、露出の多い服は着ない、最低限の言葉遣いなど)あまり神経質にならなくてもいいと思います。

不得意科目と克服方法を教えて下さい。

不得意科目は英語と国語(一部)です。
英語はスピーキング、ライティング、リーディング、リスニングどれも苦手で、国語は論説文については得意ですが小説は少し苦手で古文と漢文はとことん苦手です。英語については問題集をこなすなどの勉強はしていましたが苦手なものは苦手で点数はどうにもなっていません。
しかし海外製の道具を使うことや海外のサイトを見ることはある程度やっていたので、辞書さえあれば読むことはある程度できるようになりました。
文法がなってないと複雑な文章は書けないので今は文法を勉強しています。
国語については、論説文は読むのも好きですし高校時代からレポートを書かされまくっていたので得意ですが、小説は背景描写や登場人物の気持ちがどうのこうのというところが理解できず、古文は英語と同じく文法も単語も理解できず、漢文は法則性のある返り点(レ点とか)以外は古文同様全くできませんでした。
しかし理系の人間は古文も漢文もセンター試験以降はほぼ完全におさらばできる上、私の場合はセンターを受ける必要がなくなったので正直何もしていません。
克服方法を強いて言うならセンター試験や一般入試の「国語」を避けるべく全力で受験戦略を練ったことでしょうか。

 モチベーションが落ちた時に、どうやってモチベーションを上げましたか?

ACの受験についてモチベーションが下がったことはあまりありません。
AC入試の書類作成は自分の好きなことややってきたことをまとめることなので、むしろ楽しんでさえいたからです。
ただ並行して行っていた一般受験対策の勉強はモチベーションが下がることもありました。
私はその時、科目を変える、目の前の設問だけを考える、AC対策に移るなどの対処で凌ぎました。
英語の勉強でモチベーションが下がったら、数学の勉強をし、正解が一つしかないことに理不尽さを覚えたら正解の存在しないAC対策に移り、AC対策で正解がないことにつらさを感じたらまた一般入試対策に戻るといった感じです。
また英語の長文問題(国語の読解も)などでは、設問のことを忘れて文章だけを読むと、意外と面白いことやためになることが書いてあったりするので、これを読んで楽しんだりもしていました。

 筑波大学の受験全体を通して、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?

AC入試に関しては、特にありません。
ですが筑波大学のAC入試にほぼ賭ける形になったため、この点はもう少し何とかするべきだったと思っています。
まず、高校の成績が筑波大学推薦入試の基準にわずかに届かないため、筑波大学AC入試が残念な結果になった場合、他の国立大の推薦入試を受ける予定でした。
また、やはり成績の問題で前期・後期試験では筑波大ではなく他の国立大を受ける可能性もありました。
高校の時にもう少し勉強していればよかったとは思います。
(もっとも、当初は他の私立大学のAO入試も受験するプランを立てていたのですが、高校側の知識不足と理解のなさのおかげですべておじゃんになってしまいました。学校が常に生徒の味方とは限らないと痛感しました)

 今の学群・学類に入って良かったと思えることは何ですか?

まだ半年しかたっていませんが、情報技術や情報メディア、デザインなどの勉強ができることはもちろん、それ以上によかったと思えるのは、面白い人との付き合いができることです。
大学の学類(学部)は、同じような学問を志す人が集まるので、知的な話題でも会話が弾みます。
また、情報メディア創成学類の場合、DTM(デスクトップミュージック)や映像処理などで自分よりはるかに高い能力を持った人がいて、とても刺激になります。
また、同じ情報学群でありながら全く異なるアプローチで「情報」を扱う知識情報・図書館学類が身近にいるのでこれもお互いに良い刺激になります。
また筑波大学に入ってよかったと思えるのは、やはり他の学類との交流があることです。
前述の知識情報・図書館学類以外の学類や留学生との交流も新しい見方や発見があって楽しいです。

 今の学群・学類に入ってギャップはありましたか?

学類の勉強と自分のやりたいことのギャップは特にありません。
他の人とのギャップについては、英語ができないくらいでほかの面では特にギャップは感じません。

 筑波大学入学後、特に力を入れている活動はなんですか?

今はひとまず大学の授業をこなすこと、高校までに作ったもの(webページ、ブログ)の管理と発展、レゴ部設立に向けての活動などです。
サークルには新入生歓迎会の時期に入り損ねたので可及的速やかに入りたいと考えています。

 将来の夢を教えて下さい。

情報技術の恩恵がすべての人にいきわたることです。
そのことに少しでも寄与できる仕事ができればと思っています。
ちなみに大学院に行くかは決めていません。 

筑波大学を受験する皆さんに熱いメッセージ・アドバイスなどをお願いします!

筑波大学、そしてつくばの地は、「学び」や「研究」の場としては最高であると思います。
AC入試は学びたい意欲と能力のある人なら誰にでも(事実社会人でも受けられる)チャンスがある入試です。
最後まであきらめずに頑張ってください。

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