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筑波大英語対策の参考書ルート|共通テストから二次試験まで対応する勉強法

2026.06.06

筑波大英語対策の参考書ルート|共通テストから二次試験まで対応する勉強法

筑波大学を目指すうえで、英語は合否に大きく関わる重要科目です。

筑波大学の英語では、共通テストと二次試験の両方を意識した対策が必要になります。共通テスト英語では、80分という限られた時間の中で4,000語以上の英文を読まなければなりません。一方で、筑波大学の二次試験では英語長文が2題出題されることが多く、配点も高いため、英文を速く、正確に読み取る力が求められます。

そのため、筑波大英語の対策で大切なのは、難しい文法知識を大量に覚えることでも、東京大学レベルの難単語をひたすら覚えることでもありません。

むしろ重要なのは、基本的な単語が頭に入っていること、基本的な文法を和訳できるレベルで理解していること、そして英語の文章を日本語で説明できたり、正しい形で和訳できたりする状態まで仕上げることです。

筑波大学の英語は、特別に難解な知識を競う試験というよりも、基本的な単語・文法を土台にして、英文を正確に理解できるかを問う試験です。

この記事では、筑波大学を目指す受験生向けに、共通テストから二次試験まで対応する英語の参考書ルートを紹介します。

筑波大英語で必要なのは「速く正確に読む力」

筑波大学の英語対策では、まず「速く読む力」と「正確に読む力」の両方を意識する必要があります。

共通テスト英語では、問題文・本文・選択肢を含めて大量の英文を読む必要があります。80分で4,000語以上の英文を処理するためには、1文ずつゆっくり和訳しているだけでは間に合いません。

したがって、共通テストでは、英文を前から読み、必要な情報を素早くつかむ力が求められます。

一方で、筑波大学の二次試験では、ただ速く読めるだけでは不十分です。英語長文が2題出題されることが多く、本文の内容を正確に理解し、設問に合わせて答える力が必要になります。

特に、筑波大学の二次試験では、英文の内容を日本語で説明したり、本文の該当箇所を正確に読み取ったりする力が問われます。そのため、「なんとなく意味が分かった」という読み方では得点が安定しません。

英文を読んだあとに、「この文章は何について述べているのか」「筆者の主張は何か」「この文は前後の文とどのようにつながっているのか」を日本語で説明できる状態を目指す必要があります。

筑波大英語に難しすぎる参考書は必要ない

筑波大学を目指す受験生の中には、「難関国立大学だから、かなり難しい単語帳や英文解釈の参考書までやらなければいけない」と考える人もいるかもしれません。

しかし、筑波大英語の対策において、最初から難しすぎる参考書に手を出す必要はありません。

もちろん、英語を得点源にしたい場合や、英語で高得点を狙いたい場合には、応用的な教材に進むこともあります。ただ、多くの受験生にとって最も重要なのは、基本的な単語と文法を正確に使える状態にすることです。

難しい文法を知っていることよりも、基本的な文法を長文中で正しく理解できることの方が大切です。

難単語をたくさん知っていることよりも、標準的な単語を見た瞬間に意味が浮かび、文脈に合わせて正しく理解できることの方が重要です。

筑波大学の英語では、基礎の正確性が得点に直結します。

そのため、英語の参考書ルートも、難しい教材を次々に増やすのではなく、基本的な単語・文法・英文解釈・長文読解を順番に積み上げる形で進めていきましょう。

筑波大英語の参考書ルート全体像

筑波大学を目指す英語の参考書ルートは、次の流れで進めるのがおすすめです。

まず、単語帳と文法問題集をそれぞれ1冊ずつ完璧にします。

単語帳については、『英単語ターゲット1900』や『速読英単語 必修編』のような標準的な単語帳を使えば十分です。ただし、学校で指定されている単語帳がある場合は、それを使って問題ありません。

大切なのは、どの単語帳を使うかよりも、1冊を完璧にすることです。複数の単語帳に手を出して中途半端になるより、学校で使っている単語帳を何周もして、基本単語を確実に覚える方が成績につながります。

文法についても同じです。『Next Stage』のような文法問題集を使ってもよいですが、学校で配られている文法問題集があるなら、それを1冊完璧にすれば問題ありません。

文法のゴールは、文法問題を解けるようになることだけではありません。長文の中に出てきた英文を、文法を使って正確に和訳できる状態にすることです。

単語と文法が固まってきたら、『入門英文解釈の技術70』で1文を正確に読む力を身につけます。

その後、『やっておきたい英語長文500』『やっておきたい英語長文700』で長文演習に入り、『英語長文ハイパートレーニング レベル2 標準編』『英語長文ハイパートレーニング レベル3 難関編』で読解力をさらに高めます。

最後に、『筑波大の英語15カ年』で過去問演習を行い、筑波大学の出題形式に合わせた実戦力を身につけます。

筑波大英語の対策を詳しく知りたい方へ

筑波大学の英語は、共通テストで大量の英文を処理する力と、二次試験で長文を正確に読み取る力の両方が求められます。
「今の参考書で足りているのか」「長文読解をどう伸ばせばよいのか」「二次試験に向けて何を優先すべきか」を知りたい方は、ツクガクの英語セミナーをご確認ください。

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ステップ1:単語帳は1冊を完璧にする

筑波大学を目指すうえで、まず必要になるのが単語力です。

英語長文が読めない原因の多くは、単語不足にあります。文法や構文を理解していても、本文中の基本単語が分からなければ、文章全体の意味を正確に把握することはできません。

ただし、筑波大学の英語対策では、難しい単語帳を何冊も追加する必要はありません。

『英単語ターゲット1900』や『速読英単語 必修編』のような標準的な単語帳を1冊完璧に仕上げることが大切です。学校で別の単語帳を使っている場合は、その単語帳をそのまま使って構いません。

重要なのは、単語帳を「やったことがある」状態ではなく、「長文中で出てきたときにすぐ意味が分かる」状態まで仕上げることです。

共通テストでは、英文量が非常に多いため、基本単語で何度も止まってしまうと時間が足りなくなります。二次試験でも、単語の意味があいまいなままだと、本文の主張や設問の根拠を正確に読み取れません。

単語帳を使うときは、最初から完璧に覚えようとしすぎるよりも、何周も繰り返すことが重要です。

1周目は見たことがある単語を増やす。2周目以降で意味を瞬時に出せる単語を増やす。さらに、長文中で出てきた単語を単語帳に戻って確認する。このように反復することで、入試で使える語彙力になっていきます。

特に『速読英単語 必修編』を使う場合は、英文の中で単語を確認できるため、読解力も同時に鍛えやすいです。単語を単体で覚えるだけでなく、英文の中でどのように使われているかを確認しましょう。

ステップ2:文法問題集も1冊を完璧にする

単語と並行して進めたいのが英文法です。

筑波大学の英語では、文法問題だけが大量に出題されるわけではありません。しかし、長文を正確に読むためには、基本的な文法理解が欠かせません。

文法についても、参考書を何冊も増やす必要はありません。

『Next Stage』のような網羅系問題集を使ってもよいですし、学校で使っている文法問題集がある場合は、それを1冊完璧にすれば問題ありません。

大切なのは、「問題の答えを覚えること」ではなく、「英文を読むときに文法を使えること」です。

たとえば、関係詞、分詞、不定詞、動名詞、仮定法、比較、倒置、強調構文などは、長文読解でも頻繁に出てきます。これらを理解していないと、英文の構造を取り違えてしまいます。

文法問題集を進めるときは、正解したかどうかだけで終わらせないようにしましょう。

なぜその選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢が間違いなのか、英文全体をどのように訳すのかを確認することが大切です。

筑波大英語で必要なのは、文法知識そのものを細かく暗記することではありません。基本的な文法事項を使って、英文を正しい形で和訳できる状態にすることです。

文法問題集を1冊仕上げたら、次はその知識を英文解釈や長文読解の中で使えるようにしていきましょう。

ステップ3:入門英文解釈の技術70で精読力を作る

単語と文法がある程度固まってきたら、『入門英文解釈の技術70』に進みます。

英文解釈は、筑波大学の英語対策において非常に重要です。

なぜなら、筑波大学の二次試験では、長文を正確に読み取る力が必要になるからです。単語の意味をなんとなくつなげて読むだけでは、少し複雑な文が出てきたときに意味を取り違えてしまいます。

『入門英文解釈の技術70』では、英文の構造を正確に把握する練習ができます。

主語と動詞の見つけ方、修飾関係の整理、関係詞の処理、不定詞や分詞の読み方など、長文読解に必要な基本的な英文解釈力を身につけることができます。

筑波大学の英語では、英文を読んで「なんとなくこういう意味だろう」と理解するだけでは不十分です。

正しい形で日本語に訳せるか、英文の内容を日本語で説明できるかが重要になります。

そのため、『入門英文解釈の技術70』に取り組むときは、ただ解説を読むだけでなく、自分で英文構造を説明できるようにしましょう。

「どこまでが主語なのか」「このthatは何の働きをしているのか」「どの部分がどの名詞を修飾しているのか」を確認しながら進めることで、長文読解に必要な精読力が身につきます。

英文解釈は、最初は時間がかかります。しかし、ここを丁寧に学習しておくことで、長文演習に入ったときの理解度が大きく変わります。

ステップ4:やっておきたい英語長文500で標準長文に慣れる

英文解釈で1文を正確に読む力がついてきたら、長文演習に入ります。

最初に取り組みたいのが、『やっておきたい英語長文500』です。

『やっておきたい英語長文500』は、標準レベルの長文に取り組むための問題集です。共通テストよりも読み応えのある英文に触れながら、二次試験に必要な読解力を鍛えることができます。

筑波大学の英語では、長文を速く読む力と、内容を正確に理解する力の両方が必要です。

『やっておきたい英語長文500』を使うときは、まず時間を測って解きましょう。本番を意識して時間内に読み切る練習をすることが大切です。

ただし、解いた後の復習を必ず行ってください。

長文問題集は、解いた量だけで成績が伸びるわけではありません。復習によって、読めなかった原因を分析することで力がつきます。

間違えた問題については、本文のどこに根拠があったのかを確認しましょう。選択肢問題であれば、正解の根拠だけでなく、不正解の選択肢がなぜ違うのかも確認します。

また、本文全体の内容を日本語で説明できるかどうかも確認してください。

筑波大学の二次試験では、英文を読んで内容を整理する力が必要です。長文を読んだあとに、各段落の要点や筆者の主張を簡単にまとめる練習をすると、読解力が安定していきます。

ステップ5:やっておきたい英語長文700で二次試験レベルに近づける

『やっておきたい英語長文500』が安定して読めるようになったら、『やっておきたい英語長文700』に進みます。

『やっておきたい英語長文700』は、文章量が増え、内容もやや難しくなります。筑波大学の二次試験では長文が2題出題されることが多いため、長めの英文を読み切る力をつけておくことが重要です。

長い英文では、途中で内容を見失いやすくなります。

そのため、『やっておきたい英語長文700』に取り組むときは、段落ごとの役割を意識しましょう。

この段落は問題提起なのか、具体例なのか、筆者の主張なのか、反論なのか。こうした役割を考えながら読むことで、文章全体の流れをつかみやすくなります。

また、筑波大学の二次試験では、本文の一部だけでなく、文章全体の主張や論理展開を踏まえて答える問題もあります。

そのため、長文を読んだあとに、「この文章全体で筆者は何を言いたいのか」を日本語で説明する練習が有効です。

『やっておきたい英語長文700』は、二次試験に向けた読解体力をつける教材として使いやすいです。英語長文を読むスピードと正確性を高めるために、丁寧に復習しながら進めましょう。

ステップ6:英語長文ハイパートレーニングで読解の精度を高める

長文読解の精度をさらに高めたい受験生には、『英語長文ハイパートレーニング』シリーズがおすすめです。

筑波大学を目指す場合は、『英語長文ハイパートレーニング レベル2 標準編』を中心に進めるとよいでしょう。余力がある受験生や、英語を得点源にしたい受験生は、『レベル3 難関編』まで取り組むのも有効です。

『英語長文ハイパートレーニング』の特徴は、構文解説や音読用の素材が充実していることです。

長文を解いたあとに、英文構造を確認し、意味を理解したうえで音読を行うことで、英文を前から処理する力がついていきます。

共通テストでは、英文を素早く読む力が必要です。二次試験では、英文を正確に読み取る力が必要です。

音読を取り入れることで、この両方を鍛えやすくなります。

ただし、音読はただ声に出せばよいわけではありません。英文の意味や構造を理解したうえで、前から意味を取る意識を持って読むことが重要です。

『英語長文ハイパートレーニング』を使うときは、まず問題を解き、解説で構文と内容を確認します。その後、意味を理解した状態で音読を繰り返しましょう。

この復習を丁寧に行うことで、読むスピードと正確性の両方が高まります。

ステップ7:筑波大の英語15カ年で過去問演習を行う

最後に取り組むべきなのが、『筑波大の英語15カ年』を使った過去問演習です。

筑波大学の英語は、参考書で基礎力をつけただけでは完成しません。最終的には、筑波大学の出題形式に慣れ、時間内に解答を作る練習が必要です。

過去問演習では、まず本番と同じ時間を意識して解きましょう。

英語長文2題をどのくらいの時間で読むのか、設問にどのくらい時間をかけるのか、記述答案や英作文にどれくらい時間を残すのかを確認する必要があります。

解き終わったら、点数だけを見るのではなく、失点原因を分析しましょう。

単語が分からなかったのか、文法・構文を読み間違えたのか、本文の根拠を見つけられなかったのか、日本語の説明が不十分だったのか。失点の原因によって、戻るべき参考書は変わります。

単語でつまずいたなら単語帳に戻る。文法や構文でつまずいたなら『入門英文解釈の技術70』に戻る。長文全体の流れがつかめなかったなら『やっておきたい英語長文500』『やっておきたい英語長文700』の復習方法を見直す。

過去問は、ただ解いて終わりにする教材ではありません。自分の弱点を見つけ、本番までに修正するための教材です。

『筑波大の英語15カ年』を使えば、筑波大学の英語の出題傾向をまとまった年数分確認できます。長文のテーマ、設問形式、記述の分量、英作文の有無などを把握しながら、本番に向けて仕上げていきましょう。

筑波大英語の対策を詳しく知りたい方へ

筑波大学の英語は、共通テストで大量の英文を処理する力と、二次試験で長文を正確に読み取る力の両方が求められます。
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筑波大英語の勉強で意識したい復習方法

筑波大学の英語対策では、参考書を進めること以上に、復習の質が重要です。

長文問題集を何冊も解いているのに成績が伸びない受験生は、復習が浅い可能性があります。

長文を解いた後は、まず分からなかった単語を確認します。次に、構造が取れなかった英文を見直します。そして、設問の根拠を本文中から探し、なぜその答えになるのかを確認します。

さらに、本文全体の内容を日本語で説明できるか確認しましょう。

筑波大学の二次試験では、英語の文章を日本語で説明する力が必要になります。そのため、長文を読んだあとに、日本語で要約したり、筆者の主張を整理したりする練習が効果的です。

また、英文を正しい形で和訳できるかも大切です。

なんとなく意味が分かる状態と、正確に和訳できる状態には大きな差があります。筑波大学の二次試験では、後者の力が必要です。

そのため、参考書を進めるときは、「この英文を日本語で正しく説明できるか」という視点を持ちましょう。

英語が苦手な受験生の進め方

英語が苦手な受験生は、いきなり長文演習に入るのではなく、単語と文法を優先しましょう。

英語長文が読めない原因が、単語不足や文法理解の不足にある場合、長文をたくさん解いてもなかなか伸びません。

まずは、学校で使っている単語帳を1冊完璧にする。文法問題集も1冊完璧にする。そのうえで、『入門英文解釈の技術70』に進み、1文を正確に読む練習を行います。

この土台ができてから、『やっておきたい英語長文500』に進むと、長文演習の効果が出やすくなります。

英語が苦手な人ほど、参考書を増やすのではなく、1冊ずつ完成度を高めることが大切です。

英語が得意な受験生の進め方

英語がある程度得意な受験生は、長文演習と過去問演習の質を高めましょう。

単語や文法が固まっている場合は、『やっておきたい英語長文500』『やっておきたい英語長文700』を通して、長文読解のスピードと正確性を高めます。

その後、『英語長文ハイパートレーニング レベル2 標準編』や『レベル3 難関編』を使い、構文確認と音読を通して、より安定した読解力を身につけます。

最後は、『筑波大の英語15カ年』で過去問演習を行い、筑波大学の出題形式に慣れていきましょう。

英語が得意な受験生でも、過去問演習で失点原因を分析することは重要です。読めているつもりでも、設問の根拠を正確に拾えていなかったり、記述答案で必要な要素が抜けていたりすることがあります。

高得点を狙うためには、長文を読めるだけでなく、設問に合わせて答える力を磨く必要があります。

まとめ:筑波大英語は基本を正確に積み上げることが重要

筑波大学の英語対策では、共通テストと二次試験の両方を意識する必要があります。

共通テストでは、80分で4,000語以上の英文を読む処理能力が求められます。一方で、筑波大学の二次試験では、英語長文2題を正確に読み取り、本文の内容を日本語で説明したり、正しい形で和訳したりする力が必要になります。

そのため、筑波大学を目指す受験生は、難しい文法や難単語を追いかける前に、基本的な単語と文法を正確に身につけることが大切です。

単語帳は『英単語ターゲット1900』や『速読英単語 必修編』のような標準的なもの、または学校で使っているものを1冊完璧にすれば問題ありません。

文法も『Next Stage』などにこだわる必要はなく、学校で使っている文法問題集を1冊完璧に仕上げることが重要です。

そのうえで、『入門英文解釈の技術70』で1文を正確に読む力をつけ、『やっておきたい英語長文500』『やっておきたい英語長文700』で長文読解力を鍛えます。

さらに、『英語長文ハイパートレーニング』で読解の精度とスピードを高め、最後に『筑波大の英語15カ年』で過去問演習を行いましょう。

筑波大学の英語は、特別な才能がなければ対応できない科目ではありません。

基本的な単語・文法を正確に使い、英文を速く正確に読み取る練習を積み重ねれば、共通テストでも二次試験でも戦える英語力を身につけることができます。

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